[難解]青山学院大学の青山スタンダード科目について解説します!

大学生活

みなさんこんにちは。最近はいかがお過ごしでしょうか。

本日は青山学院大学の学生であれば誰しもが最初に戸惑うであろう、青山スタンダード科目、通称「青スタ」。今日はそんな青山スタンダードのシステムについてさくっと説明してみます。

僕自身も理解に相当苦労したので、なるべくわかりやすく解説してみようと思います。

なにかわからなければぜひ問い合わせをしてください!

青山スタンダード科目とは?

青山スタンダードとは、大学側が一定範囲の知識・教養と一定水準の技能・能力を備えているという社会的評価を受けることを目的に、すべての学生が受けることが必修とされています。

ホームページや授業要覧を見てもウェルカムレクチャーだとかテーマ別科目だとかよくわからない単語が並んでいますが、それらもここで整理したいと思います。

科目の種類

まずはこの表を見てください。

この表は青山学院大学ホームページに公開されている授業要覧から引用してきた2022年度版のものです。

この表であると、どの分野がどの科目に対応しているのかがわかりにくいため、以下のように改変します。

科目名 必修の別 単位
教養コア キリスト教理解関連科目   キリスト教概論 I のみ 必修 2
技能コア 言葉の技能
身体の技能
情報の技能
英語と第二外国語
体育
情報スキルI
解説参照 必修 4
テーマ別 キリスト教理解関連科目   ほとんどの人はキリスト教概論 II 必修 2
教養コア 人間理解関連科目
社会理解関連科目
自然理解関連科目
歴史理解関連科目

自己理解
現代社会の諸問題
科学・技術の視点
歴史と人間

4つあるうちの2つを選ぶ。

選択必修 4
領域指定 人間理解関連科目
社会理解関連科目
自然理解関連科目
歴史理解関連科目
自己理解
現代社会の諸問題
科学・技術の視点
歴史と人間
教養コアで選ばなかった、2つまたはテーマ別科目 選択必修 4
 

フレッシャーズ・セミナーウェルカム・レクチャー、キャリアデザイン・セミナー、教養コア科目、技能コア科目、テーマ別科目から選択。

教養コア、技能コア、テーマ別、教養コア、領域指定から修得したものは除く。   選択 6
           

教養コア(キリスト教理解関連科目)

15号館教室からの写真

ではまずはじめに、入学すると皆さんが必ず受けるであろうキリスト教概論Iについて説明します。

こちらは説明の通り、教養コア科目のキリスト教理解関連科目として全学生1年次の必修科目です。単位数は2単位です。

英語で履修したい学生向けに英語講義で開講されています。僕自身は日本語での履修が退屈だったので英語に切り替えましたが、先生が音楽を紹介したり、日常の悩みをキリスト教の考え方で新しい視野を見つける方法など、とても現実に即した内容でした。

基本的には英語でのディスカッションもあるようですが、入学時のTOEIC IPテスト450以上、英検準一級以上、TOEIC 公開テスト730、TOEFL iBT 68、TEAP 300、IELTS 5.5が目安とされています。

成績はレポートと礼拝レポートの2種類で評価されるようです。

技能コア

17号館入り口付近

技能コアは言葉の科目として英語科目、第二外国語が単位として算入されます。

英語科目については各学部によって異なるため割愛させてもらいます。

第二外国語は前期に履修する○○語Ⅰ(A)-1、○○語Ⅰ(B)-1、後期に履修する○○語Ⅰ(A)-2、○○語Ⅰ(B)-2です。
全て1単位であり、修得すると4単位となって技能コアの単位を充足することできます。

僕自身は中国語を履修しましたが、ほとんど身につかず台湾留学で苦労したので会話力をつけたいのであればチャットルームやアプリを利用するべきだと考えます。

テーマ別(キリスト教理解関連科目)

17号館廊下

こちらは1年次に履修したキリスト教概論Iを修得後に履修するキリスト教概論IIです。3年次の履修です。単位数は2です。

キリスト教概論II以外にも関連科目があるようですが、あくまでも自由選択の扱いとなるので興味があれば履修すればよいと思います。

教養コア(人間理解・社会理解・自然理解・歴史理解)

17号館5階ラウンジ付近

このあたりが理解が難しいと思います。

まずこの科目の授業スタイルについてですが、総合科目、個別科目と呼ばれるような方法があります。

総合科目は複数の教員が一つの科目を担当する方式です。
一方で個別科目は一人の教員が一つの科目を担当します。

そしてこの中から2つの分野から履修する必要があります。
例えば私の場合は自己理解の個別科目(人間理解)科学・技術の視点の個別科目(自然理解)を履修しました。

もちろん個別科目と総合科目を混ぜて履修することもできます。

これらの科目は複数用意されており、教員によって内容が異なります。時間割、自分の興味と照らし合わせながら登録することをお勧めします。

1年次から履修でき、大体楽単は抽選となるので早めから抽選に参加することをお勧めします。

領域指定(人間理解・社会理解・自然理解・歴史理解)

2022年度入学式当日夕方の様子。

こちらは上記の教養コア(人間理解・社会理解・自然理解・歴史理解)で履修しなかった2科目の授業を履修する必要があります。
教養コア(人間理解・社会理解・自然理解・歴史理解)から選んでもよいですし、テーマ別科目といった科目で単位を充足するものよいでしょう。

ちなみにテーマ別科目とは
キリスト教理解関連科目、人間理解関連科目、社会理解関連科目、自然理解関連科目、歴史理解関連科目、言葉の技能、身体の技能、情報の技能、キャリアの技能
と全部で9種類の分野で授業が存在します。

そしてこの領域指定では人間理解関連科目、社会理解関連科目、自然理解関連科目、歴史理解関連科目に分類される授業を取ることで単位を充足できます。

僕の場合は青山学院大学の歴史(歴史理解関連科目)、法学(日本国憲法を含む)Bを選んで履修しました。
特に青山学院大学の歴史の授業は定員1000人で1500人が抽選に参加していたと思います。

とても興味深くてそこまで大変ではなかったのでもし機会があれば履修してみればよいでしょう。

そのほかの科目

最後は選択単位となります。
フレッシャーズ・セミナーウェルカム・レクチャー、キャリアデザイン・セミナーはすべて自動的にこの選択単位に算入されます。すべて1年次のみの履修可能科目です。

また教養コア科目、技能コア科目、テーマ別科目で制限を超えた分に関してもすべてこちらの選択単位に算入されます。

僕の場合はフレッシャーズ・セミナーを履修しましたが、経営学部の先生が開講されている科目だったため会計についての授業だったと記憶しています。

最後に

ここまで青山スタンダード科目について解説しました。

履修を考えるのはとても大変で、時には面倒だと感じることもあるかもしれません。
しかし要覧を見れば何か情報が載っているので確認するとよいと思います。

また今後は自分が履修してきて楽だった授業などを紹介したいと思っているので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

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