今日は私が行ってきた、たった1つの英語の勉強方法について述べたいと思います。
それは…
なるべく早い段階でスピーキングやリスニングの実践を行うことでした。
その理由
私は小学生のころ、両親の仕事の都合によりアジアの非英語圏で生活していたことがありました。そこでは日本人学校に通い、基本的に生活はすべて日本語でした。
しかしその日本人学校ではネイティブ講師によるすべて英語で行われる英語の授業があり、児童・生徒の英語力に合わせてクラス分けがなされていました。当初の私は一番下のクラスで英語を学んでいましたが、上級クラスの友人たちが楽しそうにネイティブの先生と話しているのをみて、自分もそのレベルに到達してあんな会話をしてみたいと強く思いました。
そんな中、両親が家庭教師の英語の先生をつけることを提案してくれました。当然、その強いあこがれがあったため、私はそれを引き受けました。
そのレッスンではもちろん、文法や語法の勉強もありましたがなによりも実践の場の大半が長文読解ではなく会話にありました。
会話では文法や語彙といった知識に加え、発音やアクセントの正確さも求められます。語学はコミュニケーションツールであるという立場から考えれば、会話は理にかなっていました。
その方法にはもちろんデメリットも存在します。そのうちの一つが単語の綴りがおろそかになることです。
会話はすべて口頭によるコミュニケーションですから、発音・アクセントといった音韻的な要素に重点を置く代わりに、私の場合は単語の綴りがおろそかになりがちでした。
文法の勉強も忘れずに!
もちろん文法の勉強を欠かしてはいけません。
日本人の文法力は世界的に高いレベルにあるので、是非とも文法の勉強も続け、さらに練習する機会、すなわちアウトプットする練習が必要です。
結論
スピーキングやリスニングを早い段階で始めることは、速い会話の発達につながりますが、ライティングスキルを伸ばすことには向いていません。ですから検定試験を受けるなどしてある程度のレベルに達したと自分で判断できたのであれば、会話主体の方法から徐々に移行するのが良いと考えます。